こんにちは。
山梨でこだわりの家を実現する”檜家“です。
先日は、木曽檜はすごい材料なんだという説明を致しましたので、
本日は、のむら木材さんの木曽檜へのこだわりの品質管理についてお話します。
①できるだけ「冬切り」の素材を買い付け
四季のある日本では木を伐採するにも、 伐採時期 というものがあります。
通常、木が水を吸い上げなくなる秋以降が、その季節にあたります。春から夏の間
は、木が栄養分を吸い上げて水分を多く含んでいるため虫やカビがつきやすく、
乾燥すると水分のある春材(年輪と年輪の間)の部分が極端にやせて来るので伐採
には向かない時期なのです。
つまり、冬切りは加工や製品の面で非常に状態が良いという事です。その素材をできるだけ
買い付けて加工するので、状態の良い素材が多いです。
②一本一本伐採地の地域が記されている。
木曽檜でも自然環境によって、一本一本、木の質が違います。何処で伐採されたものなのかが一目でわかります。
③樹齢80年以上の大木を多く使っています。
80年以上前となると1934年渋谷のハチ公像が設立される前から、先人達が木曽檜の苗木を背負って何時間もかけて厳しい山中を昇り植林したという事です。そして、木に栄養が十分行き渡るようにしっかりと管理されているのです。
80年以上の物は焼き印が施されており、前回でも説明した通り非常に強い素材です。
木のもともとの耐久性は、年輪の約3倍です。単純計算で240年の耐久性があると言う事になります。
良い家に長く住むためには木曽檜が必要なのです。
先日の更新を含めると、素材、加工ともにこだわりを持っておりますので。
お客様の家にとって素晴らしい環境ができると確信しております。(^ー^)
家について不明な点やもっと知りたい事がございましたら、是非モデルハウスに遊びにいらして下さい。(^ー^)
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