こんにちは。
山梨でこだわりの家を実現する”檜家“です。
昨日、檜家の在来工法の構造材[木曽檜]に使われる製材工場(のむら木材株式会社)の見学に行って参りました。ちなみに、こちらののむら木材様は最近行われた伊勢神宮の遷宮に一役買っていたとのお話です。
話が長いので二分割に致します。
長野県木曽郡に訪れるのは初めてだったので思わず一枚
そして、のむら木材に到着し車から降りて驚いたのは「檜の良い香りがする(゚д゚;)!!」事です。
木曽檜は古来よりから非常に貴重な木材です。
世界最古の木造建築物「法隆寺の五重塔」に使われたり、江戸時代では城の建築で多く使われて「木一本、首一つ」と言うことばが出るくらい厳しい規制がしかれ、保護され、貴重な建築用材として大切に使われてきました。
今回は代表取締役の野村様直々に案内して下さいました。
まず、木曽檜の特徴を話して下さいました。
①
「木曾ひのき」は他のひのきより年輪の目詰まりが緻密で、歪みが少なく、すばらしい光沢があり、気品と風格、美しさと強度を兼ね備えた「ひのきのなかの「ひのき」です。
他の樹と比較してみましょう。(こちらは土場と言われる木材が置かれる場所です。一般の方は見る機会がないので貴重ですよ(^ー^))
こちらが「さわら」という木です。
そしてこちらが木曽檜です。だいたい同じ年数のものとおっしゃっていました。
これを見て、木曽檜は年輪の詰まりが緻密というのがわかります。
ちなみに、木は年輪の中心からの距離ではなく年輪の数によって強度が変わります。(だいたい15年から木が成熟していきます。)
つまり、年輪が詰まっていて柱の太さが同じなら、年輪の詰まっている方が強いです。
②木曽檜でも、野村様はその中でも品質の良い物を選びだしているので年輪がきれいで且つ、木がまっすぐです。(上の写真で、こちらは工場の木材置き場です)
次回は、品質管理のお話を致しますね。(^ー^)
何か、檜家や木曽檜について、細かな事でも構いませんのでご不明な点がありましたら→こちらに←お問い合わせ下さい。
興味がございましたら、是非、モデルハウスに遊びにいらして下さいね(^ー^)
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